データ分析の基本を学べる本
データ分析というと「データ分析基盤」のことが良く取り上げられますが、今回はデータ分析(統計的手法)の内容を理解するための本を紹介します。
私が最もお勧めするのは、
みんなの医療統計 12日間で基礎理論とEZRを完全マスター!(KS医学・薬学専門書)
です。
基本的な統計の知識自体はあるけど、どんな感じで分析に活かしたらいいのかピンときていないビジネスサイドの人が読むと納得感が高まります。
医療統計って医療の人だけがやるものでしょと思うかもしれませんが、分析の考え方は汎用的なので当然別の分野でも使えます。
例えば、顧客の離脱までの時間が、イベントに参加した群か否かでどの程度異なるかなどはこの書籍にも掲載されている生存時間分析の考え方を適用できます。
おすすめな使い方ですが、考え方をこの本で熟読してから、自分が使いたいデータを対象にして書籍に掲載されている分析手順を適用してもいいと思います。
分析する時には手元のデータをこういう形にしておけばいいのか!という点も手を動かしながら身に着けられます。