宮ヶ瀬ダムに行ってみた。

8月30日に宮ヶ瀬ダムに行ったので、その記録。
宮ヶ瀬ダムは、本厚木からバスで約一時間の愛川大橋っていうバス停でおりると一番近い。
近いと言ってもバス停から20分くらいは歩く必要がある。
そして、20分あるくとやっとダムが見えてくる。遠目で見るとこんな感じ。

近くによるとこんな感じ。

ダムの頂上までは、無料のエレベーターでも行けるけど、インクラインを利用した。
インクラインはダム建設の時にトラックを運搬するために作られたものの名残だとか。
インクラインはこんな感じの乗り物。

車両から見た風景はこんな感じで、意外に急傾斜に見える。

4分間インクラインに乗るとダム上に到着する。
ダム上からの眺めは、開放感がある。

ダムの上からは横浜のビル群も若干見える。空気が澄んでるときは、もっとよく見えるかも。

ダム上には、景色以外に水とエネルギー館という見所(?)がある。
無料なので、中に入ってみたら、節電するってことで2階の展示室は全部閉鎖されていた。
しょうがないので、1階展示室を見てまわった。
展示室には謎の勉強スペースがあった。これがその勉強スペース。

勉強スペースはあっても良いと思うけど、おいてある書籍が明らかに子ども向けではない。
河川工学とか玉川ダム工事誌とか誰が読むんだろ。大人向け企画なのか。

館内にはエネルギーの紹介があったので一部を紹介する。
水とエネルギー館とうくらいだから水力発電と水利用に関して詳しく説明している施設なのかと思っていたんだけど、実際は違いました。
例えば、この子ども向けの説明パネル。答えはなんでしょう。

答えは、これです。核燃料です。

次の説明パネルはこちら。

答えはこれ。原子力がいっぱい二酸化炭素の排出を抑制してくれるだとさ。

説明が全体的に原子力推しなのは何ででしょうね。
ダムなんだから水力のメリットデメリット、開発の歴史とかどんな街があったのかとか歴史的な経緯をもっと展示するべきだと思うだけど。

宮ヶ瀬湖のダムエリアの見るところは以上で、2時間もあれば十分。
行ったことない人は、一度行ってみると面白いかも。